日光滝めぐり!マイナスイオンを浴びて心も体もリフレッシュ

家族旅行
出典:マンマパパより

日光と言えば滝と言われるほど数多くあり、実は48もの大小さまざまな滝が存在しています。そのなかで有名な「華厳の滝」「竜頭の滝」「湯滝」の日光三名瀑(滝)を訪ね歩き、マイナスイオンを浴び、改めて自然の壮大さを実感させられた体験を紹介します。

アクセス

【華厳の滝まで車で行く場合】宇都宮IC~華厳の滝まで約46kmで50分)

 宇都宮IC→→(日光宇都宮道路)→→清滝IC→→第二いろは坂→→華厳の滝

【華厳の滝まで電車やバスで行く場合】

 東武日光駅JR日光駅→→東武バス(40分)→→中禅寺湖駅(徒歩5分)華厳の滝

【華厳の滝から湯滝まで車で移動の場合】国道120号線

華厳の滝→→5.9㎞(約10分)→→竜頭の滝→→6.1㎞(約10分)→→湯滝

車の場合は宇都宮ICから日光宇都宮道路(有料道路)を通っていろは坂を抜けていきます。ただ、季節や時間帯によっては道路や駐車場の入り口が渋滞します。特に秋の行楽シーズンは想定している時間よりも2倍かかると考えてスケジュールを決めておくと良いでしょう。

バスの場合は東武日光駅(JR日光駅)から東武バスで40分ほど乗って、中禅寺湖駅バス停下車徒歩5分で華厳の滝に着きますが、バスの本数が限られていますので、時刻表は常に確認しておくと良いでしょう。

また、バスの始発はJR日光駅で東武日光駅ではありません。特に観光シーズンの場合は、東武日光駅は長蛇の列で乗れない場合もありますので、始発のJR日光駅(徒歩5分程度)でバスに乗ることをおすすめします。

【参考ブログ】

電車で日光へのお得な路線は!レトロ感あるJR日光駅を訪ねて

華厳の滝へ

出典:マンマパパより

華厳の滝は、日光三名瀑であり日本三大瀑布のひとつとして呼ばれ、観光客や修学旅行生が日光へ旅行すると必ず訪れるスポットです。ちなみに他の二つは和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」です。

豆知識

中禅寺湖から大谷川へ流れ出て、97mの落差を一気に落ちる様は圧巻です。平均で1秒間に3t、多い時には最大1秒間に55tもの水量が落ちていると言われています。

華厳の滝(けごんのたき)は、栃木県日光市にある。発見者は勝道上人と伝えられ、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたといわれる。華厳渓谷周辺では他に阿含滝、方等滝、般若滝、涅槃滝もあることから、五時の教判から、それらと同様に命名されたものと考えられている

出典:「華厳滝」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』2020年9月23日 (水) 

「華厳の滝」の華厳とは仏教経典のひとつである華厳経から名付けられたと言われています。

日光駅からいざ華厳の滝へ

今回は、朝から東武日光駅近くのレンタカーで車を借りて出発。

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第二いろは坂を通ってしばらくすると国道120号線にぶつかり、左へ曲がると中禅寺湖や戦場ヶ原方面へ、右へ曲がると華厳の滝や日光市街方面(第一いろは坂)との標識が。

迷わず右へ曲がり左側にお土産屋さんを横目で気になりつつ駐車場探し。すぐに県営の華厳の滝第1駐車場は見つかったものの、すでに満車状態のため、そのまままっすく行き第2駐車場へ。

駐車料金1回310円とリーズナブルの料金を支払い、第2駐車場へ入場。こちらの方が、広く観光バスも多く駐車できるスペースもあり、ストレスなく止められました。

エレベーターに乗る前に

実は修学旅行のとき、華厳の滝は有料のエレベーターに乗って見に行ったので、てっきり乗らないと見えないものかと思っていましたが、実は無料で上の展望台から見えたのでした。

上から見ると川の水が落ちるところが良く見えるので、これはこれで良いのですが、落ちた後の水しぶきが見えにくいので、結局エレベーターで降りていきました。

華厳の滝エレベーターでは

料金大人570円を払って早速エレベーターへ。ちなみに子供料金(小学生まで)は340円となっています。

午前にもかかわらず、東京ディズニーランドを彷彿とさせる長蛇の列で10分程度待ち、いざエレベーターに乗り込みました。

エレベーターの乗車時間は約1分で100m降りていきます。エレベーター自体は2基あり交互に運転しており、1基が上にいるときはもう1基は下に到着している具合です。

100m下に到着したらすぐに展望台ではなく、真夏でも気温15度の涼しさの地下トンネルを数分歩いて展望台へつきます。

私も半そで半ズボンでしたので、一気に手指の先は冷えていきました。

展望台へ到着

展望台へ到着すると、雄大な滝と水しぶきに圧倒されました。

実は、修学旅行のときは霧で真っ白で全く見えなかったので、今回初めての華厳の滝を見ました。

ふと周りを見るとあちらこちらで鳥が飛んでます。これはイワツバメといって、普通のツバメより一回り小さいサイズのツバメです。

日本には3月頃繁殖のためにやってくる夏鳥でここで子育てをします。巣は毎年使いまわしのようで、古い巣をリフォームしてまた再利用するそうです。

夏ならではの光景ですね。

竜頭の滝へ

出典:マンマパパより

竜頭の滝は全長210mの長さで滝幅は10m。二手に分かれた滝が勢いよく流れ、竜の頭に見えたため竜頭の滝と呼ばれている。

豆知識

左右の滝の流れを2匹の竜の様だとみていた方もいるかと思いますが(少なくとも私はそう思っていました)、実はそれ自身は龍のひげで、竜の頭部は中央の岩ともいわれています(諸説ありますが)。

竜頭の滝は正面の展望台からきれいに見ることができますが、東側面に散策路(上流から徒歩で行ける)があり、側面から見るのも風情があります。

竜頭の滝を正面から見る(写真のような)には、竜頭之茶屋で見られますが、その近くの2つの駐車場は台数が限られ、かなり渋滞します。臨時の駐車場はありますが、時間があれば、そのまま120号線を上りの竜頭滝上駐車場に駐車し、20分ほどの散策道を通って見に行くとより一層竜頭の滝が満喫できます。

竜頭の滝へは散策路で満喫

華厳の滝を見た後にそのまま車国道120号線を走り、中禅寺湖を横目で見つつ「後で寄ります」と心で叫びながら、竜頭の滝を目指しました。

竜頭之茶屋近くに駐車場は案の定渋滞しており、仕方なくそのまま上り、3分程度で竜頭滝上駐車場へ。もちろん無料でそこまで混んでいませんでした。

出典:マンマパパより

駐車場降りて道路を渡るとすぐに降りる階段があり、遊歩道につながっていました。階段横には橋があり、そこには「標高1355m」の標識が。意外と高いんだと改めて実感。

また遠くには中禅寺湖が見えます。

ひとまず約20分程度、散策しながら歩きます。

散策の初めは流れが穏やかでこの先に滝があるのかと思うくらいでした。

半分くらい歩くと川がだんだん速くなり、階段状に流れていきます。撮影スポットもあるので、途中で記念撮影も良いです。

竜頭の滝近くになると川(滝)が二つに分かれるところがあり、ここから210mの長さにわたって60mの落差で落ちていきます。

紅葉シーズンであれば下の写真のような眺めが満喫できますので、是非一度、散策してみてください。

出典:KOU2301さんによる写真ACからの写真

ようやく滝つぼに到着。

華厳の滝の後だったことと、夏に行ったことで、竜頭の滝の周りの木々が青々と生い茂っていたので、滝正面からの全体像が見えにくく、こじんまりした感じはしましたが、秋であれば木々の紅葉と滝の存在感がマッチして感動はひとしおでしょう。

湯滝へ

出典:マンマパパより

湯滝とは湯ノ湖から流れ落ちる高さ50m、長さ110m、幅25mの大迫力の滝です。この滝が湯川となって中禅寺湖に流れています。

豆知識

湯ノ湖、湯川、湯滝と頭に「湯」に名前がある由来は、湯ノ湖の横にある奥日光湯元温泉の源泉が湧き出ていて、温泉郷近くの湖周辺では温泉が湧き出ています。

竜頭の滝から湯滝まで湯川の横を散策する約2時間のハイキングコースがあります。奥日光にだけ生育する珍しい植物や、ハイキングコースでしか見ることが出来ない滝もあります。

湯滝の前に戦場ヶ原へ

竜頭の滝と散策路を満喫したあと、竜頭上駐車場を後にし、湯滝へ向かいます。

竜頭の滝から湯滝まで車で10分程度で着くのですが、途中で戦場ヶ原のドライブインで昼食と戦場ヶ原で記念撮影。

出典:マンマパパより

 

戦場ヶ原って言うので、戦国時代に大きないくさがあったのかと思っていたのですが、名前の由来は山の神々がこの湿原で争いが繰り広げられたとの伝説から付けられたようです。

そんなことをウイキペディアで調べながら、湯滝へ向かいます。

湯滝へ

戦場ヶ原を後にして、車で5分程度で湯滝の駐車場へつきました。

ここは1回500円の有料駐車場で、華厳の滝で止めた駐車場より少し高いなあとは思いましたが、管理費も含まれているし、一番みたい滝でしたので迷わず駐車。

駐車して少しだけ歩くと滝の音とともにレストハウスが見え、観光客相手のお土産や定食、団子や鮎の塩焼きと老若男女問わず欲しいものがそろっています。また並列してコンビニもありますので、ハイキングで来た人も手軽に立ち寄れます。

滝の展望台に到着すると一気に涼しくなり、自然のクーラーを満喫。

滝つぼには自然に溶け込みながら川釣りをしている人もいるのはとても驚きでした。

湯ノ湖と奥日光湯元温泉へ

湯滝を後にして、湯ノ湖を目指すのですが、その前に湯滝ならではの滝の頭上を見ることが出来るので、ちょっと寄り道しようと思ったのですが、駐車場はいっぱい。路駐もよろしくないので、残念ながら諦めそのまま湯ノ湖へ。

ここまでくると観光客も少なくはなっていましたが、なぜか湯ノ湖の公営駐車場はどこもいっぱい。よく見るとキャンピングカーや釣り客用の車がずらり。キャンプもしている人も多くいます。それもそのはず、冬場のスキー場を開放して、オフシーズンは湯元キャンプ場として開放しています。

【ブログ紹介】

誰でも簡単ファミリーテント!長く使えるおすすめ14選

出典:マンマパパより

湯ノ湖ではたくさんの釣り客がボートや直接湖に入って釣りを楽しんでいます。また、湖周辺では少し強めの硫黄泉の匂いとともプクプクと温泉の気泡が湧き上がっています。

出典:マンマパパより

温泉の源泉は乳白色の単純硫黄泉で、温度は49.3~78.9℃とかなり熱め。中性から弱酸性で肌さわりの良い美肌の温泉です。ちなみに奈良時代に初めて開かれた歴史ある温泉郷です。

さまざまな旅館では気軽に入れる日帰り温泉もあり、また日光山輪王寺別院では温泉寺として誰でもお寺の温泉に入れるのは魅力です。

とはいえ、手軽に楽しみたく足湯のあんよのゆへ。無料で温泉を楽しめるのが足湯の利点で、その後ホテルで温泉に入るとしても私はよく利用します。

初めに源泉近くに入るとすごく熱くびっくりしましたが、入っているうちに気持ちよく。ただ体中汗が止まらくなるので夏は大変かも。

もちろん源泉から離れれば入りやすい温度ですので、ゆっくり浸かりたい人や子供には温泉が出てきているところよりも少し離れた場所がよいです。

ただ、入った後は足も楽になり、肌もすべすべになったので、ハイキング帰りやキャンプ中にはもってこいです。

出典:マンマパパより

まとめ

「華厳の滝」「竜頭の滝」「湯滝」と日光の三大名瀑を巡ってきましたが、ひとつとして同じタイプはなく、特徴の違った滝を1日で見ることが出来ることが出来るのは、ここ日光だけではないでしょうか。

実は他にもまだまだ地元の人しか知られていない滝も多く、また別の機会で改めて巡っていきたいですね。

今回は車で回りましたが、次はバスで中禅寺湖まで行き、そこから湯元温泉までハイキングできたら自然を満喫したいです。

奥日光へ観光するときにはハイキングも含めて参考にしていただければと思います

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