キャンプで使える基本のロープ結び8種!動画で簡単解説

キャンプ

ロープ結びには実にさまざまな結び方がありますが、これだけ知っておくとキャンプの時に役に立ちます。家で暇な時間に親子で楽しく学んでもらえるように動画で配信していますので、繰り返し再生して覚えてみてください。

靴ひもを結ぶ「花結び(蝶々結び)」意外にも、輪の大きさを変えられ簡単に外れる「引きとけ結び」、結びの王様と呼ばれる「もやい結び」など使う用途によって結び方が変わります。特に娘がボーイスカウト(カブスカウト)時代で学んだロープ結びは今でもキャンプや釣りなどのアウトドアで非常に役にたちます。どんなにテントがよくペグも良くてもロープが不安定だと風が強い時は簡単に外れてしまいます。特にロープ結びは肝心です。ここではボーイスカウトで習う基本的な結び方を紹介します。

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ロープ結び基本編

~レベル1~

初めてのかたにも覚えやすい結び方3種です。

8の字結び

結んだときが8の字に似ていることから8の字結びと言います。ロープの端を一時的に止めたり、等間隔にいくつも作ることで昇り降りの握り手として利用できます。

引きとけ結び

輪の部分をポールの先や物を引っかけるときに使います。またほどく時は引っ張れば簡単にほどけます。輪の大きさを変えられることが特徴ですが強度が弱いので力がかかると外れやすくなります。

本結び(こま結び)

2本のロープをつなぎ合わせるときに使います。また物を縛って止めるときのも使います。同じ太さのロープをつなぎ合わせるときの基本的な方法で、材質の違うロープで結ぶときには不向きです。また片方のロープのみに力が加わるとほどけやすくなります。

~レベル2~

少し難しくなりますが、覚えると非常に役に立つ結び方4種です。

ふた結び

ロープの端をポールに結び付ける方法です。これは元の方向へ引っ張られていれば、ゆるむことはありません。結びめは巻き結びとなります。

もやい結び

輪が広がったり小さくなったりせず大きさが変わらない結び方です。比較的簡単に覚えられ強度も強く、それでいてほどけやすい「結びの王様(キングオブノット)」とも呼ばれています。人命救助や船をつなぎとめるときにも使います。キャンプではポールや杭にとりつける場合に使われます。動画では人の模型を使っていますが、対象物の輪の大きさがわかれば、ロープのみでも結ぶことはできます。

巻き結び

ポールをしっかり立たせたり、引つなを止めるとき、足場を組み立てるときに使います。ロープの一方に力が入ると緩むこともあるので、その時は2回巻き結びを行うことで緩みにくく強度があがります。

パターン①ポールを後から輪の中に入れる

パターン②ポールを始めに巻き付ける

一重つぎ(はた結び)

太さや材質が違う2本のロープを結び合わせるときの結び方です。また一方のロープが湿っているときや一方のはしが短く使えない時にも使います。

パターン①通常のつなぎ合わせ

太いロープのはしが輪になっているときのつなぎ合わせ(黄色ロープは引きとけ結びとしてあります)

ロープを束ねる

キャンプにはテントやタープで使用するロープがたくさんあります。ロープをクルクル巻いているだけでは、他のロープとこんがらがってしまい、いざ使いたいときはほどく作業から始まります。この動画では、だれでも簡単にきれいに束ねられますので、お子さんと一緒に練習して、是非キャンプに使ってみてください。

ロープ束ね~棒型~

ロープ束ね~棒型ほどき方~

ロープの結び方アプリ :ノット 3D アプリ ( Knots 3D )

もっと結び方を学びたい方やキャンプ以外の結び方、例えば釣りをするときの結び方など、なかなか調べても出てこない結び方がたくさん載っています。結びの教材としてご活用ください。

ロープの結び方 – ノット 3D アプリ ( Knots 3D )

 

最後におすすめのロープは、ロープが束になっているものも売っていますが、初めは自在金具付きのロープが良いです。また、できればロープは目立つ方が足を引っかけなくてすむので、蛍光色をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ロープの結び方はそれぞれの用途によって変わります。できるだけたくさんの結び方を覚えるとキャンプのみならず様々な生活にも使えますので、是非お子さんと一緒にこの動画を見ながら楽しく覚えていただければと思います。

最後に、キャンプ初心者がどんなグッツをそろえればよいかわかりやすく紹介してくれる「Amazonキャンプ初心者ストア」をご覧ください。

それではまた!

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