コールマンテントウェザーマスターUSAでの体験とレビュー

キャンプ
出典:Amaznnより引用

コールマンテントのウェザーマスターUSAの感想とレビューをお伝えするのは、私が価格の安さに目がくらみ衝動買いで即Amazonで購入したことにより、今でも記憶に残るキャンプを経験したからです。

Amazonの「アウトドアの人気100選

コールマンテントウェザーマスターUSAの体験談

勢いで購入

普通、ウエザーマスター6人用の大きさといえば12万円はくだらない。なのにこれは4万円台(私が買ったときは3万円台)。この価格と大きさそしてコールマンというメーカー品ということで即購入しました。

購入後、すぐにこの大きさに会うグランドシートがないことに気付き、Amzon楽天市場で「厚手と防水性に優れ、大きなブルーシート」を探しだし、2種類のブルーシート(色は灰色と白)を購入。あとでこの2枚のブルーシートがとても役に立ちます。

さてAmzanで購入したウェザーマスターUSAが家に届いてびっくり。説明書らしき紙がなく探してみたら、テントの袋にタグのような状態で説明書がついてました。さすがはUSAと驚き、改めてmade in japan のありがたみを知りました。まあ唯一良かったことはしっかり日本語で説明されていた点です。

説明書を知りたい方はこちらをご覧ください(見にくくてごめんなさい)

出典:マンマパパより

「まあ、これはこれで無くさないからよい良いかな」と最近は思っています。

 

キャンプ場で組み立て

キャンプ場へ来て購入したブルーシート(グレー色)を床面の寸法通りに敷いた後、早速、袋から取り出します。その中にあった骨組みは、なんと鉄パイプ。実はこの時初めて開けたのでした。皆さんはキャンプへ行く前に必ず開けて確認して下さい。

確かに頑丈ですが・・・またこれがとても不親切でパイプ同士が全てバラバラでどれがどの組み合わせかよくわからない。正直、何も知らずに一気に袋から取り出したことが一番悪いのですが。改めて適当な自分に反省。一応目印のシールがあったので説明書を見ながら、何とかパイプ同士を組み立てます。

出典:マンマパパより

ちなみに今はわかりやすく輪ゴムで束ねて片付けています。

格闘から1時間半。やっとの思いで鉄パイプを組み立て、インナーテントにパイプを通し、立ち上げたところで雲行きが怪しくなりました。確かに今日の天候は午後から雨が降るとは天気予報で聞いていましたが、予想以上に天気が崩れたのが早く、またスタートからつまづいていたので「これはまずい」と急ぎ荷物と子供たちをひとまずテント内に入れました。

最悪の雨漏り

子供たちを入れたところで、すでに雨が降りはじめてきました。中にいる子供たちも「テントの中も雨が降ってる!」と喜んでいます。中をのぞいてみると確かに霧雨状態。ただ流石に喜んでもいられませんので慌ててフライシートを被せました。

ホッとしたのもつかの間、今度は「雨漏りしてる!」というじゃないですか。慌ててテント内を見ると、天井いたるところから雨漏りを発見。よく見るとつなぎ目が雑でそこから雨が落ちてきています。1か所や2か所どころではなくあちこちで。楽天的な私も流石に途方に暮れてしまいました。外は次第に雨や風が強くなってきています。

ここでひとつ説明しますと「テント内が霧雨状態」とは、このテントが通気性抜群のスクリーンテントの作りとなっているためです。インナーテントの天井がメッシュで出来ており、その状態で雨が降るとテント内は霧雨状態となってしまいます。その雨を防ぐのは天井のメッシュ部分を被せるフライシートのみ。当然屋根の部分だけですので、強い雨には対応できません。

下の写真からも天井がメッシュであることがわかると思います。これに屋根の代わりのフライシートを被せるだけの作りとなっています。

出典:Amaznnより引用

出典:Amaznnより引用

話を戻し、この最悪の状態をどう乗りき来ることができるか・・・

救世主のブルーシート

ここで思い出したのが、何かに使えるかと思い購入していたもう1枚のブルーシート(白色)。これをフライシートの上に被せ、予備のロープで何とか縛り、改めて中をのぞいてみたら完全に雨漏りはストップ。「恰好は悪いけど、まあ良しとするか」と今度こそ安心。今回は予備のブルーシートのありがたみとその強さを痛感しました。

改めてテント内に入ると、天井は高いしすごく広い。家族5人のエアベッドを敷いて着替えなどの荷物を置いてもまだ、1/4程度のスペースが残っている状態。組み立てに苦労して雨漏りもしたけど、ひとまずホッとした気持ちになりました。

他のキャンプサイトは

出典:マンマパパより

結局、この日は夜中じゅう豪雨となり、台風並みのひどさでした。ただ頑丈な鉄パイプのおかげでびくともせず朝を迎えました。

朝、よく他のキャンパーさんと情報交換をするサニタリー棟で昨夜の豪雨について話しを聞いていたら「タープが飛んで行った」「テントがつぶれるかと思った」「テント内が床下浸水で荷物も全てびしょぬれになってしまった」など散々な状況。この時改めてこのテントの頑丈さと床面の耐水圧ばっちりな全面シートには驚き、おかげで家族みんなが快適な夜を過ごせたのだと痛感しました。

この後はさわやかな晴天に恵まれ、通気性抜群なテントでしたので、テント内は涼しく子供たちも私もゆっくり昼寝ができました。

これがこのテントの床面の素材です。厚手のブルーシートがテントの床面全面に敷き詰められています。

出典:Amaznnより引用

この経験を元に

この時の経験から、テントの上を全て覆えるタープを購入し今でも活躍しています。

ひとつ注意する点としては出入り口が横にあることによって、雨が降っているときは出入りに苦労します。それを防ぐにはこのウェザーマスターUSAのサイズ(幅274×奥行518×高さ200㎝)の倍くらい覆いかぶせられるだけの特大タープがあると便利です。

出典:マンマパパより

非常に参考になったレビュー

次に私がとても参考となったレビューを紹介します。正直、このレビューを購入前に見ていたら買っていなかったかもしれません。

某大型ディスカウントショップで購入。買ってからわかったことですが、コールマンジャパンの商品ではなく、コールマンUSAの商品だということです。ジャパンで販売しているウェザーマスターシリーズとは別物(大違い)なのでご注意を。一番の違いは、耐水圧です。ジャパンの商品は雨や湿度に強い設計になっていますがUSAの商品の多くは雨にはそこまで強くありません。本商品もフライシートも上部までしかなくサイドはむき出しとなっています。
ただし、私は雨の日や真冬にはキャンプはしませんので、広さと価格など総合的に勘案して概ね満足しているので、星4としています。私のようなファミリーライトキャンパーの方なら有りの選択肢かと思います。

この方のレビューをみて初めてUSAだと知りました。テントはそれぞれの気候にあって作られているのだと学びました。

次に星1つのメキシコからのレビューです。

私は何をすべきか分からない!? 私はBacalarで私の家族と一緒にいて、私はどこにでも漏れがあります! 助けて! 助けて! 購入しないでください。
私はコテージを返したい! どこでも、壁や天井には本当に水があります! 助けて! 助けて! ごめんなさい!

直訳ですので、日本語としておかしな部分はありますが、気持ちはすごくわかります。

もうひとつこれも海外でカナダからのレビューです。これは星5つ(最大)

非常によく設計され、素晴らしい方向でセットアップが簡単で、広々として快適です。 D-ドアは華麗で、スクリーンルームは十分に利用されます。 私たちは一晩かなり大雨を降り、乾いたままでした。 私たちはクイーンサイズのコールマンのエアベッドを持っており、私たちの2人の孫は床の上のマットで寝て、私たちは余裕がありました。 多くのキャンパーは、デザインについてコメントし、彼らの承認を表明しています. 私たちは特に、テント全体に直立することができ、私の夫は高さ6フィートであるという事実を楽しんでいます。 このテントは、購入を検討される方におすすめです。 私たちは申し訳ありませんでした。

高さ、広さが申し分ないと絶賛。雨漏りはなかったみたいですが、雨の状態がわからないので何とも言えません。

まとめ

私の一番の反省は衝動買いで即購入してしまったことです。この経験から最近ではレビューは必ず見ることにしています。それまではレビューはあまり信用していませんでしたが、評価が低いレビューは失敗の経験を購入前の皆さんにお伝えしたいという強い思いがあるのではないかと感じています。

ウェザーマスターUSAについては賛否両論のレビューですが、広々とした空間に風通しもよくテント内は非常に快適に過ごせます。組み立ての難しさを考えると初心者向けではありませんが、上から落ちてくる雨漏りを防ぎ、組み立てをマスターすることができればとても良いテントという感想です。

私の場合、コールマンのドームテントとこのウェザーマスターUSAの2種類持っており、泊まる日数によって使い分けしています。1泊から2泊程度ならドームテント、3泊以上はウェザーマスターUSA製を使用します。もし長期間のキャンプを楽しむのであればおすすめしますので、是非この広さと快適さを体験してみてください。

他にも初心者でも簡単に設営ができて、快適なテントをおすすめしていますので、「誰でも簡単ファミリーテント!長く使えるおすすめ14選」をチェックしてみてください。

最後に、キャンプ初心者がどんなグッツをそろえればよいかわかりやすく紹介してくれる「Amazonキャンプ初心者ストア」を見ると詳しくわかりますので、こちらもご覧ください。

それではまた!




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