キャンプやバーベキューには欠かせないキャンプテーブル。最近では、アウトドア人気で手軽にデイキャンプや公園でのバーベキューを楽しむ人も多くなってきました。ただ、テーブルもピンからキリまであって、メーカーものは手軽に買えるものが少なく、簡単に手が出ません。
ここでは、選ぶポイントを押さえ、安くても失敗しないテーブルを紹介します。
選ぶポイント
まずは、アウトドアテーブルを購入するための選ぶポイントは次の通りです!
- 使う用途で決める
- デザインだけで選ばない
- 持ち運びが良くコンパクトなもの
- 壊れにくく、ぐらつかない
使う用途できめる
まずはどんな場面で使用するかをシチュエーションします。食事に使うのか、調理に使うのか、それともテント内で使用するのか。
また、1年に一回のためだけに購入するのであればレンタルで十分なので、他の用途にも代用できることがポイントとなります。
例えば、キャンプやバーベキューの為に購入するけれども、庭やベランダでの食事にも使いたい。または子供の運動会でも使いたいなど。もし家でも使うことを想定するならば、ファミリー用の大きなテーブルよりもソロや二人用程度のコンパクトなアウトドアテーブルの方が使い勝手は良いです。
最近では、テレワーク用にアウトドアテーブルを探している人が増えてきています。
デザインだけで選ばない
どうしてもオシャレなアウトドアテーブルを見ると欲しくなります。また人と違うものも選びたくなります。
ただし、よく見ないと組み立てが面倒だったり、脚が不安定だったりします。また、メーカーものはデザインが良くオシャレですが値段も高く、ノーブランドでは値段は安いけれどメーカーものとデザインが似てたりして怪しく感じます。
オシャレでも機能性が良く、丈夫なテーブルを選びましょう。
持ち運びが良くコンパクト
アウトドアテーブルは折りたたんでコンパクトになりますが、タイプによっては意外とかさ張ったり重かったりします。また、かたちが決まっているので車に積むときには悩みます。
キャンプ場によっては、車でテントサイトまで乗り付けられません。添いの場合、駐車場から持ち運ばなくてはならず、運ぶだけで大仕事です。出来る限りコンパクトで持ち運びの良いものを選びましょう。
壊れにくく、ぐらつかない
アウトドアテーブルは、持ち運びが良く軽量に作られている為、普段通り、自宅で使用しているテーブルの感覚で使用するとすぐに壊れる危険性があります。
席から立ち上げるとき、つい癖で体重をかけてしまって、フレームが折れたり曲がったりしまったケースが良く聞かれます。ちなみに、私もそれで曲げました。
またテーブルとセットで売られている個別のベンチ式イスは、強度が弱くフレームが曲がるという口こみも多く、検討するときは注意してください。他にも、高いテーブルは不安定でぐらつきやすいので、やはり実際に触れてみて判断することが重要です。
見た目が丈夫そうでも簡単に壊れてしまうキャンプ用品は多く、ネットの見た目や情報のみで判断せず、総合的に判断してみてください。
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素材の特徴
アウトドアテーブルと言っても様々な材質があり、材質によっては使う用途や値段が大きく変わります。まずは材質の特徴から利点と欠点を表にしました。
ステンレス・鉄 |
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アルミ |
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木製 |
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布製 |
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プラスチック |
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天板にステンレスや鉄を使った材質は、熱に強く重いものを載せられるので調理後の鍋やダッチオーブンを置くときには適しています。また、アルミや布製は、非常にコンパクトになるため、ソロキャンプや簡易的に使うテーブルとして適しています。
木製はオシャレなため食事用として使われますが、重く水も苦手ですので、大きなファミリー用としての食卓ではなく、テント内で使う2人用程度のサイズがほとんどです。
プラスチックは何よりも安価で食事用としての利用されます。ただし、見た目も安っぽく、破損しやすいため、本格的にキャンプを楽しみたいキャンパーには好まれません。
【ブログ紹介】金属の強さを知りたい方は、詳しく説明しています。 |
タイプ別
アウトドアテーブルは様々な使い方があります。食事として使用する場合以外に、調理として利用したり雨が降った時の一時的な荷物置きとしても利用します。また、椅子に座って使うタイプもあれば、レジャーシートに座って食べる座卓タイプ、その両方と使い勝手によって選びます。
実は意外と普段使いにも使うのが座卓のタイプです。
フォールデンタイプ
天板を二つ折りにして、その中にテーブルの脚やコンパクトなイスが収納できるタイプです。
比較的大判のタイプが多く、天板の高さが60㎝~70㎝のため、椅子に座って食事や調理をするときに多く利用されます。また、2段階に高さを調整できるタイプも多く、低くすれば40㎝弱の高さとなりますので、座卓としての利用もできます。
また、多くのメーカーがテーブルの天板の高さを70㎝に設定されています。その場合アウトドアチェア(ゆったり座れるタイプ)の場合、天板が少し高くチェアーに座っての食事がしずらいことがありますので、その場合は60㎝の高さをおすすめします。
価格が安く軽量化したアウトドアテーブルの場合の注意点は、天板を合成樹脂化粧繊維板を使用し、またアルミ製の脚は細く、軽い補助板で支えている構造のため、簡単に天板が傷つきやすく、グラつき感は否めません。
ただ、組み立てしやすく、二つ折りにすればスリムで持ち運びしやすいため、初心者やファミリー向けに多く利用されています。
ロールタイプ
天板がお風呂の蓋のようにスノコ状や布のタイプでクルクルとくるんで収納できるタイプです。非常にコンパクトにしまえて軽く、収納場所には困りません。
天板が木製やアルミ製、布製があり、オシャレでありながら実用性にも長けています。サイズがソロや2人用からファミリー用まであり、主に食事用としての利用されています。
ただ、テーブルの上で文字を書くことや安定感に難がありますのでその点には注意が必要です。
座卓タイプ
レジャーシートに座って使用したりテント内で食事をしたいときに重宝されます。
軽く組み立ても簡単、物によっては持ち運びも楽なので、キャンプ以外でもピクニックや子供の運動会での昼食時にも利用されます。
サイズはコンパクトの為、ファミリー向けというよりは2人用のサイズですが、朝や昼の軽食程度であればファミリーでも利用しています。
また、プラスチックのタイプは体重をかけると割れやすいので、小さいお子さんがいる家庭では注意が必要です(うちはやってしまいました)
メッシュタイプ
天板がメッシュになっているキャンプテーブルです。このタイプは熱いものが置けて、また重い荷重にも耐えられるので、調理後の熱い鍋やダッチオーブンも直に置いても問題ありません。小さいタイプのテーブルは調理後の一時的に置きたいときに便利です。
また下にストーブやバーナーといった火器類を置いてそのうえで鍋を置けばそのまま調理が可能です。テーブルというよりは調理台と思って良いでしょう。
欠点としては、素材がステンレスや鉄と形状のものが多く、とにかく重いです。
テーブル+チェアセットタイプ
テーブルにイスが組み込まれているタイプです。よくピクニックや運動会で使う人が多いですが、もちろんキャンプでも使用します。
イスがセットになっているため、食事用でイスを準備する必要はなく、またテーブルの高さに併せているので、子供が座ってもテーブルが高くて食べにくいという心配はありません。
ただ、オシャレにキャンプを楽しみたい人には好まれませんが、実用重視の方や小さなお子様がいる家庭にはおすすめです。
ただし、席は4席までないこと、またピクニック使用の為、天板の大きさがフォールデンタイプのテーブルより一回り小さいサイズとなります。
まとめ
アウトドアで使うテーブルは、持ち運びが便利で軽量に作られています。ただし、そのことでテーブルにぐらつき感があったり、急激な衝撃で簡単に壊れることもあります。
特に安いテーブルは、粗悪品も多く混ざっていますので、安易に購入するのではなく、情報の収集とできれば一度手に取ってお店で組み立ててみることをおすすめします。
選ぶポイントは「使う用途で決める」「デザインだけでは選ばない」「持ち運びが良くコンパクトなもの」「壊れにくく、ぐらつかない」です。
そのポイントを押さえて探してみてください。キャンプやバーベキュー、ピクニック以外にもテレワークにも使えますので一家に一台はアウトドアテーブルを持つことをおすすめします。
最後に、キャンプ初心者がどんなグッツをそろえればよいかわかりやすく紹介してくれる「Amazonキャンプ初心者ストア」をご覧ください。
それではまた!
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