キャンプへ行くと自分のテントが欲しくなりますよね。でもテントは買うと高いし種類も多いし。そんな悩みを解消するには輸入品のコールマンがおすすめです。ここではコスパを重視しつつ、安心して使えるテントを紹介します。必ずチェックしてほしいポイントがありますので、その注意点を押さえておけば失敗しないテントを探せます。
Amazonの「アウトドアの人気100選 」
自前のテントを持っているとかっこいいし欲しいんだよな。でもキャンプ初心者なんでよくわからないし、実際そんなにコストもかけられないし。
大丈夫です。テントって安いと1万円台からありますし、コールマンやスノーピークなどでなくても良いテントはあります。
でも全然知らないメーカーはやだなあ
それなら輸入品のコールマンがおすすめです。輸入品の場合はポイントを押さえておくことが必要ですが、それさえ押さえておけばお手軽で良いテントが多いです。
コスパ重視で成功するポイント
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コスパ重視で成功するポイント
価格が安いのには必ず理由があると思うこと
まず安いのには理由があります。
とくに安く作るには製造側も低コストで作らなくてはなりません。その一番のコストは人件費ですので、人の手をできるだけ減らす努力をしていきます。人でなくてはならない手作業や一つ一つの検品など、機械では補う部分が欠如されている場合が多いです。
その結果、縫い目が雑でそこから雨漏りしてしまったり、生地に穴が開いていたりします。また、床面の防水加工がされていないこともありますのでこの辺りは注意が必要です。
私も安さで購入したテントを2回使用したら縫い目から破れてしまったという経験があります。まず初めにコスト重視で探すときはそのことを意識することをおすすめします。
コスパ重視の出店者には注意が必要
必ず物には相場があり、通常の値段よりも安い場合は、非常に注意が必要です。特に常に安さを売りにしているはその売値でも儲けがあると考えてください。
テントの相場はファミリーテントの大きさ(4人用)の場合、3万円~5万円が値段が相場になります。これは売値の値段であって、定価ではないことは覚えておいてください。
出店者でのチェックとして、例えばAmazonなどひとつだけ出店していて、他の楽天やヤフーには出店していないときは注意したほうがよく、また何屋だかわかわからない出店者も疑った方が良いです。
また、安い理由のひとつに、テントはそれほどしょっちゅう売れるものではなく、売れ残った在庫をかなり安く買い取ってから売ります。
そのとき、在庫の保管状態が悪いと、新品のはずなのになぜか中古ぽいと感じるときがあります。その場合、もしかしたら生地がすぐに破れたり、ポールが曲がってたりして結果として不良品が発生します。ひどい出店者だとダニがいっぱいだったという口コミもありました。
そのためできればキャンプ用品の出店者は、キャンプ専門店かアウトドアとスポーツ店
をおすすめします。
購入後1ヶ月以内で点検
コスト重視の場合は、先ほどもお伝えしました通り、在庫整理もあり不良品が多く発生します。
しかし1ヶ月以内であれば、商品を交換できることが多いので必ず点検しましょう。
点検項目は次の通りです。
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他にもあるかと思いますが、一番の点検方法としてはテントを張ると確実にわかりますので、できればキャンプへ行く前に設置することをおすすめします。
ただし、中古品は一点ものとなりますので、交換できない場合も多く、その辺りは購入前に必ず確認してみてください。
星の数が少ない口コミをチェックする
口コミは星の数が多い方が安心よね。と思う人も多いかもしれません。ただし、口コミを見て判断する場合は星の数が多いよりも、星の数が少ない口コミを注意してみてください。
星の数が少ない口コミをした人は、「みんな私のように失敗しないでくださいね」という想いがある場合が多く、信ぴょう性があります。
人というのは使ってよかったという場合、「私の感覚では良かった」という想いから、よほどお買得で良かったと思わないかぎり口コミとして発しません。相場程度であればわざわざ口コミはしませんし、自慢話にもきこえてきます。
よって星の数が多い口コミを投稿する人には大きく分けて3つあると考えます。
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実際に星の数が多い口コミは参考程度として置いた方が良いでしょう。
しかし、失敗談には多くの人がその失敗を話したい気持ちが強く現れます。
私もそうですが、成功談よりも失敗談の方が話しやすいですよね。
以前、私も星の数の少ない口コミは完全に無視して購入した格安テントがあって、結果的には失敗だったのですが、そのときに星の数の少ない口コミをみたとき、同じ体験をした人が多く投稿されていました。
この時からネットで購入するときには星の数の少ないところを中心に口コミを見ています。
輸入品テントは特徴を知ること
輸入品はその気候にあわせて作られています。
通常から雨量と湿度が高い日本のメーカーのテントは、雨をしのぐ工夫と湿度を逃がす工夫がされていますが、輸入品はそこまで考えられていません。
とくにUSA製は高温で乾燥している地域を想定されているため、通気性を重視していますが雨に関してそこまで重要視されていません。
特徴としてフライシートを全体ではなく天井だけ被せる形が多く、再度はむき出しの状態で、縫い目も荒くそこから雨漏りもしやすいです。
説明書も簡易的な場合も多く、物によっては日本語が書いていませんので、初心者には難しく、どのように張るかイメージがつきにくいので、できれば事前にテントを張ってみることをおすすめします。
私も今でも輸入テントを使っていますが(後程説明)、初めて使った時は夫婦二人で2時間以上かかった思い出があります。
ただし輸入品は設営と雨さえクリアできれば、大きい広さと通気性の良さで、昼間でも靴を脱いでテント内でゴロゴロすることが出来ます。
ただでさえキャンプは常に靴を履いていることが多く、私たちのようなファミリーで楽しむ場合、子供たちがゴロゴロ出来るのはとてもありがたいです。
付属品は当てにせず使用時は必ずプラスアルファー持参する
付属品としてプラスチックペグ、ロープ、プラスチックのハンマーがありますが、プラスチックが劣化している可能性があります。
これは通常のテントでも同様にはなりますが、コスパ重視の場合、前述でも述べた通り、売れ残りを販売している場合も多く、保管期間が長いことでプラスチックが劣化している可能性も少なくありません。
使ったら壊れてしまったなどで残念なキャンプをしたくありませんので、是非ともペグやハンマーはプラスアルファー持っていくことをおすすめします。
【ブログ紹介】 |
他にも、突然想定していないことがキャンプ中に起こることがあります。特に天候が悪い時は要注意で、コスパ重要で購入したテントの場合、上からの雨漏り、下からの床下浸水など様々なトラブルが起こることがあります。
そんな時のアイテムとしてブルーシートが活躍します。
もちろん耐水性が高いブルーシートが必要で、2枚程度持っていくと良いです。
これとは別に、テントの下に敷くグランドシートをブルーシートに代用することも出来ます。
ただし、ブルーシートで代用した場合、テントの床サイズより少し小さめにブルーシートを合わせなければなりません。
もし、テントの床サイズよりも広い場合、雨が降った時に雨水がグランドシートとテントの隙間に入り込んでしまい、雨漏りをしてしまいます。
それを防ぐためにあえて小さくしなければならす、市販されているグランドシートであればそれを踏まえたサイズとなっています。
なるほど。よくわかりました。色々考えてみるとやっぱり、コールマンが良いと思いました。それから輸入品も気になります。
ではコールマンで価格重視のおすすめと輸入品のテントを紹介します。
輸入品のコールマンUSA
輸入品は日本製とは違い全体的に雑な作りが多いですので、その辺りは大目にみてください。また、コールマンUSAはコールマンジャパンの取り扱い商品ではないので、クレーム対応は受付けていませんのでその点も注意してください。
おすすめのポイント
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コールマン サンドーム シンプル テント
初心者😄 | 快適性😄 | 耐久性😐 | コスト面😄 |
大人6人用サイズと4人用サイズのドームテントの紹介です。ただ、床面積からすると1人少ないイメージの方が良いです。
説明書が英語とスペイン語表記のみですが、スタンダードのドーム型テントですのでドームテント設営を経験していれば問題ありません。
メッシュの部分も多いため、通気性はよいので夏のキャンプには最適です。
通常の雨には問題ありませんが、フライシートは天井部分のみですので雨や風が強い場合は、縫い目部分から雨漏りする可能性がありまので、補助で防水テープを持参しておくと良いです。
コールマン モンタナ テント
初心者😐 | 快適性😄 | 耐久性😐 | コスト面😄 |
大人8人用の細長い長方形テントとなります。
表記は8人用ですが、実際には大人6人用と考えた方がよく、6畳程度の大きさとイメージした方がわかりやすいです。
通気性がよく窓の部分を通常のメッシュではなくプライバシーに配慮したスクリーン付きウエザーテックを採用しています。
出入り口には屋根がついているので、雨の日も濡れることなく出入りができます。
骨組みはグラスファイバー製と通常のドームテントやトンネル型のテントと同じですので、初心者には設営しやすくできています。ただし、全くの初めての人には、説明書が英語表記ですので苦労するかと思います。
気になる点としては天井のサイドに換気窓があるため、上からの雨はしのげますが横からの雨の時には吹き込むかもしれません。また、全体的に生地が薄いという口コミもあるので丁寧に扱わないと破れやすいかもしれません。
ただ、コスト面と機能性は抜群ですので、夏のキャンプや雨が降らない季節のキャンプには最適です。
コールマン ウエザーマスター スクリーンテント
- サイズ:幅274×奥行518×高さ200㎝
初心者😥 | 快適性😍 | 耐久性😄 | コスト面😐 |
大人6人用の長方形のテントです。
モンタナテントに比べるとひとまわり大きいサイズで、8畳程度の大きさとイメージしたほうがわかりやすいです。
広さが抜群で、通気性もよくどちらかと言えばスクリーンテントに屋根を付けた感じです。
骨組みはひと言でいうと鉄パイク。その分、風には強く頑丈ですが、設営には苦労します。特に初めての人や初心者、また1人での設営は困難です。
最低でも2人。多ければ多い程良いです。子供たち総出で手伝う感じです。
ただ床面は耐水圧ばっちりな全面シートですのでどこでも寝っ転がることができます。そのおかげで床からの浸水は全くありません。
これは輸入テント全てに共通して言えます
体験談ですが、以前豪雨でのキャンプがあり、他のテントの多くは床下浸水したのにも関わらず、このテントは全く影響を受けませんでした。上からの雨漏りを防げればとても快適に過ごせます。
ということで私はこのようにしました。
大きなタープの下にテントを入れることで上からの雨漏りは解決。もともと風通しも良いテントなので、夏場ではとても重宝しました。
【ブログ紹介】私の体験談 |
Amazonベーシック テント ドーム型
- サイズ:幅 270×奥行460 x高さ180㎝
初心者😄 | 快適性😐 | 耐久性😐 | コスト面😍 |
大人8人用のテントです。これはコールマン製ではなく、Amazonから出しているテントです。
これは何と言っても破格の値段。この大きさで10000円を切っています。普通この値段のテントは使えたものではないのですが、これはそんなことはありません。
また、Amazonベーシックの1年間限定保証付きですので、他の輸入品に比べると断然安心。
広さも十分確保され、通気性も抜群。縫い目も水漏れしないように工夫されており、通常の雨では雨漏りしません。
設営が簡単で骨組みもグラスファイバーの為、初心者でも無理なく組み立てることができます。
ただひとつ注意する点として、出入り口のファスナーが生地と噛みやすいので、開け閉めには気を付けてください。
コスト重視でおすすめのコールマンジャパン
輸入品はどうしてもという方には、日本製で安めのコールマンを紹介します。
おすすめのポイント
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コールマン テント BCクロスドーム 270
コールマン(Coleman) テント BCクロスドーム 270 グリーン 4〜5人用 2000017132
- サイズ:幅270×奥行270×高さ175㎝
- 耐水圧:1500㎜
初心者😄 | 快適性😐 | 耐久性😐 | コスト面😄 |
大人4人用のドーム型テントです。シンプルなフレームワークで設営しやすいのが特徴です。初心者でも設営しやすく、2人でも30分程度で設営できます。慣れれば1人でも大丈夫です。
フライシートやポールに若干心持たないところもありますが、大雨でも雨漏りもなく風も問題ありません。
注意点はたまに不良品が混ざっていますので、仕様前には必ず確認しておいてください。
コールマンワンポールテント エクスカーションティピ 325
コールマン(Coleman) ワンポールテント エクスカーションティピー 325 オリーブ/サンド 3〜4人用 2000031572
- サイズ:幅325×奥行230×高さ200㎝
- 耐水圧:1500㎜
初心者😄 | 快適性😐 | 耐久性😐 | コスト面😄 |
大人3人用のワンポール型テントです。ファミリーテントとしては少し小さめですので、大人2人と子供2人が限界というところです。
開閉時テント内に雨の侵入を防ぐ前室を備えたシンプル構造をしていますので、前室には荷物を置いたり靴を脱ぐスペースとして使用できます。またワンポール型は前室がないタイプも多いため、前室が備えられているのはとても良いです。
注意点としてはワンポールテントは天井の一か所にポールで支える構造ですので、てっぺん部分が弱いと破れる危険性があります。特に価格を抑えているこのテントは、全体的に強度が低く、テンションがかかっている箇所(天井部分)は破れる危険性がありますので、仕様前には必ずその部分を確認しておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。コストパフォーマンス重視でテントを探すのは、とてもギャンブル性が高く失敗する可能性も大きくあります。ただ、当たった時の喜びはひとしおですので、あとはどこまでが許容範囲とするかは前もって決めておくと良いでしょう。
「1回使ったら壊れた」なんてことにならないように購入する前の出店者確認と購入後の1ヶ月以内にチェックを必ず行ってください。
今回紹介しましたテントや評価は、あくまでも私が今までの経験からの個人的な見解です。今回紹介できなかったテントの中にも、とても良いテントがありますので、是非、色々探してみてください。
【ブログ紹介】 |
最後に、キャンプ初心者がどんなグッツをそろえればよいかわかりやすく紹介してくれる「Amazonキャンプ初心者ストア」をご覧ください。
それではまた!
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